助産師は開業出来ると言うけれど…

看護師サプリ

助産師は開業出来ると言うけれど…

私の同級生の中ではまだ、助産院を開業したという人の話を聞いたことがありません。

年齢定期に考えても、まだちょっと早いかな?!

「助産師としてのキャリアに十分自信がもてる」「絶対に開業する!という情熱がみなぎっている」 「ローンを払いながら、収益も十分あげられる」

現実にこれらの条件が全て揃うのは、やっぱり30代後半から40代前半くらいでしょうか?

病院で経験を積んだ後、実際に助産院で働いてノウハウを身につけて、開院の為の不動産を探して、ローンを組んで、 各種の申請をして…。

「ダメだ!私には出来ない…。一生雇われ助産師でいい…。」と、すっかり弱気な私ですが、 学生時代はやはり助産院を開業することに強く憧れていました。

妊産婦さん達の安全が確保できることは当然ですが、それと同じくらいにリラックスしてお産が出来るような工夫 をした助産院が理想でした。

和室の個室を作って、家族も付き添いやすくて…。

助産院の看板のデザインやロゴ、名前まで考えていました(笑)

若いときの想像力は半端ないですね!毎日妄想トレイン爆走中でした(笑)

でも実際にお産の介助をしていると、正直ひやっとする場面にも何度も遭遇しました。

病院ではすぐに先生を呼べますが、産院となるとそうはいきません。

平成19年の法改正によって、助産師の開業条件として「嘱託医師と嘱託する病院を定める」ということが義務化されました。

「助産師の開業権は保障されているはずなのに、産科医や病院の承諾なしに開業できなくなるのはおかしい!」 という意見もありますが、逆に嘱託医師と嘱託する病院が定まっていない状態でお産の介助をする方が怖い…。

全ては妊産婦さんと生まれてくる赤ちゃんの安全の為であって、 助産師の地位やプライドの問題を持ち込むべきではないと私は思うのです。

全国的に産科は人手不足で、お産の予約もいっぱいいっぱい。

そしてさらに新しく開業する助産院と連携するなんて、現実的には結構難しいようですけどね。