看護師派遣

お産に付き添う男たち

最近では旦那さんの付き添い分娩がそんなにも珍しいケースではなくなってきましたね。分娩室の外にある待合室で立ったり座ったりしながらひたすら生まれるのを待つ…という漫画のような場面は減りつつあるのです。やむ負えない事情で病院に駆けつけることが出来ない場合はともかく、病院に来られる状況ならお産に立ち会うことを選ぶ夫婦が増えているのです。

データ上、付き添いをする人の6割以上が旦那さんとなっていますが、中には姉妹や母親、旦那さんの母親というケースもあります。でも私が勤務している病院では、付き添いが出来る人は旦那さんだけという決まりがあります。そりゃそうですよね…。私だって旦那以外の人が付き添うくらいならいっそ1人の方がマシ!自分の母親や姉でさえも、あんな姿は見せられません。(義理の母なんてもってのほか! 笑)病院の決まりで旦那さん以外禁止となっている方が助かるという妊婦さんも結構いると思います。ヘンにいろいろ考えたりしなくていいので…(義理の母の好意をお断りする理由をひねり出すのは大変ですからね)

自分が出産したことがなかった時、長時間奥さんのお産に立ち会う旦那さん達の姿を見て、いつも温かい気持ちになりました。腰をさすったり、水を飲ませたり、汗を拭いたり…。自分も将来お産する時には、こんな風に献身的に世話をしてくれるような男性と結婚したいと思っていました。いつもは喧嘩ばかりだけど、お産の時だけは違った…というのが理想ですよね。お産の時に優しくされて惚れ直すってカンジで。でも実際に付き添ってもらっている最中は、全然そんな風に思えませんでした。自分が痛くて転げまわっている姿を見てうろたえる旦那が視界に入るだけで、無性に腹が立ちました(笑)おしりの辺りをテニスボールで押してくれるんですが、全然違うし!助産師さんが押してくれる場所はピンポイントなのに。そりゃそうですよね…男性には子宮も膣もありません。自分には存在しない臓器の痛みを想像できるワケがありませんから(笑)

でも、出産の後からじわじわとその優しさを思い出しました。日頃は奥さんに叱られてばかりの旦那さん、付き添い分娩は男を上げるチャンスですよ!